yoshikit1996’s diary

日々勉強したことの備忘録です。

UbuntuからArchLinuxに移行する

普段、私はUbuntuを使用しているのですが、動作が重さが気になったので、ArchLinuxに移行してみました。

インストール環境

ThinkPad X240と容量250GBぐらいのSSD

インストール準備

Arch Linuxのisoファイルをダウンロード

Arch Linux - Release: 2018.06.01

Etcherのインストール

インストール手順

ブートする

Etcherでブート可能なUSBを作る

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ブートすると下記のようなプロンプトが表示される。
root@archiso ~ #
日本語のキーボードをつかう場合は、loadkeysコマンドを入力します。
# loadkeys jp106

パーティションの準備

まず、cfdiskでパーティションを設定します。下記の設定例に従って設定しました。
ルートは30GiB、SWAP領域は6GBに設定しました。

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Partitioning - ArchWiki

次にファイルシステムスワップ領域の作成を行います。
# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mkswap /dev/sda2
# swapon /dev/sda2
# mkfs.ext4 /dev/sda3

次に各パーティションをマウントします。
# mount /dev/sda1 /mnt
# mount /dev/sda3 /mnt/home

ベースシステムのインストール

次のコマンドでベースシステムをインストールします。
# pacstrap /mnt base base-devel

ディスクパーティションなどをファイルシステムにマウントする

# genfstab -U /mnt >> /mnt/etc/fstab

新しくインストールしたルートディレクトリにchrootする

# arch-chroot /mnt

タイムゾーンを設定する

# ln -sf /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime
# hwclock --systohc --utc

ロケールを設定する

/etc/locale.genの下記項目をアンコメントします。
en_US.UTF-8 UTF-8
ja_JP.UTF-8 UTF-8

次にlocale-genコマンドを入力します。
# locale-gen

すると、つぎのようなメッセージが標準出力されます。
Generating locales...
   en_US.UTF-8... done
   ja_JP.UTF-8... done
Generation complate.

ホスト名の設定

ホスト名は「myarchlinux」として、下記コマンドを入力しました。
# echo myarchlinux > /etc/hostname
また、/etc/hostsに下記の内容を記述しました。

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost myarch
::1 localhost.localdomain localhost myarch

パスワードの設定

# passwd

ブートローダーをインストールして、再起動

# pacman -S os-prober grub
# grub-install --target=i386-pc --recheck /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
# exit
# reboot

起動

「ホスト名 login:」と表示されたら、rootと入力し、次にパワスワードを入力します。

GUIのインストール(Xfce)

pacman -S xf86-video-intel
# pacman -S xorg-server xorg-apps xorg-xinit mesa
# sudo pacman -S xf86-input-synaptics
pacman -S xfce4

インストールが完了したら次のコマンドで起動します。

# startxfce4

とりあえずこれで完了です。

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雑記

  • ミラーリストの設定(/etc/pacman.d/mirrorlist)はデフォルトで日本に設定されていたので、設定はいじりませんでした。
  • こちらのブログを読んで、個人用途では、ホスト名は適当でいいのかなと判断しました。